ニコライ宮廷 蹴球世界杯、日蘭観戦準備完了せり


万人が知る夕張メロンである。
毎年、この季節になるとニコライ宮廷には夕張メロンの朝貢がされる。
実は、西の皇太后(給仕係の母ね)がゆうパックで送ってくる。
西の皇太后は百姓の娘ではないので自分で作物を作る能力はない。
なのでこうして購入して送ってくるのである。
侍従は、そんな義理母に
「そんなものに大事な年金なぞ使わず自分の人生を思いっきり楽しむために金を使え!!」
と、常日頃言っているのだが、彼女は全く律儀な女なのである。
そんなこんなで観戦には夕張メロンは欠かせないのである。
侍従 :準備はよろしいか、陛下!!
ニコ :いつ何時でもよいぞ侍従!!

(全く、付き合わされる身にもなってみぃ、偉い迷惑じゃ)

侍従 :よろしいですな、皇太子殿下!!
アレク:いつでもよいにょじゃ、爺。

(わしは本当は服を着るにょが嫌いにゃのじゃがにょう、今日暑いし)

侍従 :お嬢様、日本が勝つ賭け率は?
ジョゼ:1:9でオランダ勝利の賭け率が圧倒的なのよ!!
一発勝負でここは日本に賭けてもし万が一勝てばボロ儲けなのよ!!
あ、このエビス一缶飲むんだったら140モフモフ払うなのよ。

侍従 :(ん?1モフ15円だから...¥2,100!?
相も変わらずボッタクリ)
いえ、頂きます!!
女神様。
女神様のお力を以てなんとか!!
フレイ:妾はゲルマン・北欧の豊穣の女神ぢゃ。
オランダはゲルマン民族国家じゃ。
彼の者達を勝てるようにするがよいか?

侍従 :あぁ、それは絶対になりませぬ!!
何もせず女神様は秋の豊穣のことだけ考えて頂ければよろしい!!
ささ、観戦(食いもの、飲み物一杯)の準備はできた。

日本の精一杯の抵抗ぶりをじっくりと応援するぞ!!
(うそ!!絶叫するんだろうなぁ!!)
ポチっとすると南アフリカで日本に神風が吹くかも!!
