ニコライ ひんやりマットに理解を示さず
そんなネコ達のために給仕係がひんやりマットと言う代物を購入した。
購入はしたのだが、人間と言い、ネコと言い、保守的になってくるとついつい新しいものにはなかなかなじめぬものらしい。
そんな中、ここにも理解を示さぬネコが一人(いや、一匹)
ニコ :...。
侍従、これは一体何じゃ?

侍従 :ひんやりマットにございます。
日中暑いさなかこの上にお寛ぎくださいますよう。
ニコ :これがのう。

侍従 :お試しになられますか、陛下?
ニコ :ひんやりマットのう。

ニコ :どれ、それ、それ。

ニコ :フィット感はあまり悪くはないがのう。

アレク:兄上、さっきからにゃにをやっておるにょじゃ。

ニコ :いやなにの。
給仕係がひんやりマットなるものを配備したのでな、検分しておるところじゃ。

ニコ :朕には合わぬの。
皇太子そちが使うがよいわ。

折角喧嘩しないように4ニャン分購入したにも拘わらず全く人気が今イチのひんやりマット。
皆、フローリングにじか寝の方がいいようである。
嗚呼、またしても給仕係の買い物大失敗か(^▽^;)。

ニコ :しかし、困ったのう。
あのような代物、誰も使わぬでは一体どうしたもんかのう。

ニコライや。
まぁ、そのうち使うようになるって。
そのうち。
(使う頃にはもう秋だと思うが^^;)
ポチっとすると使ってくれるかも
