ニコライブルク 一夜をおいて暗転す
アレク:兄上、兄上ぇ!!
誰からとは言わにゅが南の2重王国から領土分割統治の話を持ち込まれた
にょじゃ!!

ニコ :えぇい、面倒くさいのう!!
その手の国家戦略の話は全て平民に任せておるでな。
平民に申すがよいわ、平民に。

アレク:にょう、平民!!
好機到来にゃにょじゃ!!。

ジョゼ:なりませんなのよ、皇太子殿下。

アレク:にゃにゆえ、平民は反対するのじゃ。
彼の地は「にゃん義無き戦い」の真っ最中であろう。
治安維持の名目で一気に正規軍を送りこみ電撃戦で平定してしまえばよい
ではにゃいか。

ジョゼ:そのような国家主権を無視した外交方針は皇帝のお兄にゃんからも堅く禁じ
られていますなのよ。

アレク:にょう、平みぃ~ん。
向こうの女王とは既に彼の地鎮圧後は領土分割の密約もできておるにょじゃ。
そのあとに「ニコてん不可侵条約」を結べばよいではにゃいか。

ジョゼ:鉄壁宰相まこと閣下との信義により認める訳には参りませんなのよっ!!
パクスニコラーナは皇太子殿下にも順守して頂きますなのよっ!!
軍の派遣はニコライブルクからは致しませんなのよ!!

アレク:つ、つまらにゅのう...。

この世界の平和は2重王国のまこと宰相と我が帝国たる平民ジョゼフィンの世界統治政策によりかろうじて微妙なバランスで平和が保たれているのであった。
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