ニコライ宮殿 一部を除き本日も平穏なり
(本人なりには暑いのであるが)
ニコ :何やら向こうは酷暑じゃそうじゃのう、侍従。

侍従 :そのようでございますなぁ。
ニコ :しかし、今日も暑いのう。

侍従 :陛下、そのようなこと、軽はずみに言うものではございませぬ。
このくらいの暑さでそのようなこと言おうものなら内地の人間にボコボコにされるは
必至。
今一つ自重を求めたくお願い申し上げまする。
ニコ :いや、なにの、言ってみただけじゃ。
他意は無い。
許せ、侍従。

侍従 :御意。
ボッタクリパブの準備に余念が無いジョゼフィン。
ジョゼ:いち、にぃ、さん、しぃ....。

ジョゼ:何とか在庫は持ちそうなのよ。
侍従のおじにゃん、これで大通りのビアガーデンに行く必要が無いなのよ。

侍従 :いや、あれはあれでまた、風物詩なので...。
フレイ:ここぢゃ。
ここ。
以外にもここが涼しい風の通り道なのぢゃ。

長毛だけに一番涼しい場所を知っているフレイヤである。
(自分で暑くしたくせに...)
アレク:にょう、爺!!
今まさに好機到来じゃ!!
敵が暑さにやられているところに一気に精鋭の皇軍4個師団を送りこめ!!

侍従 :嗚呼...。
ムリですって、皇太子殿下。
戦う前に皇軍将兵が皆、暑さにやられて軍事衝突予定地域まで到達する前に
送りこんだ4個師団は全滅にございます。
(大体4個師団ってどこにそんな兵力があんだよ)
アレク:う、うにゅう...。

相変わらず懲りないアレクセイ皇太子殿下である。
内地の各位。
暫く酷暑の日々が続こう。
しかもこれからは運が悪ければ台風も直撃しよう。
しかし、水分を摂ってしっかり酷暑を乗り越えられますよう。
各位ポチっとされて暑さを克服されたし
