侍従 夏季休暇の申請を行う

休暇の申請と言ってもお気楽事業主の侍従は、特に上司に有給休暇申請をする必要は無い。
(納入の客先に連絡して予めおことわりの許しを請うだけである)
あ!!
この御方にはきちんと許しを乞わねばシベリア送りになってしまう。
侍従 :と、言う訳で陛下、今週末から来週初めまで給仕係の夏季休暇に合せ宮廷より
お暇を頂きとうございます。
ニコ :何ぃ?
暇を取らせよとそちは申すか。

侍従 :お恐れ多きことながら。
実は給仕係と内地がどのぐらい暑いか体感してこようと考えている次第にござい
ます。
ニコ :して、そち等の代わりの者の手配はどうなっておるのじゃ。

侍従 :ご安堵召されませ。
そこに抜かりはござませぬ。
代わりのシッターさんが来られることになっておりますれば。
↓
こちらの方にお願いしました。
(明るくて物腰も柔らかくて優しい方ですよ)
ニコ :.....。

ニコ :ならば問題無かろう。
存分に楽しんでくるがよい。

侍従 :陛下の寛大なご許可を持ちまして臣は果報者にございます。
では、私どもがいない間くれぐれも内政をよろしくお願い致しますよ、お嬢様。
ジョゼ:あたしも休暇が欲しいなのよ...。

侍従 :お嬢様は宮廷求心の要にございますれば何卒、ご辛抱くださいますよう。
で、皇太子殿下。
アレク:何じゃ?爺。

侍従 :くれぐれも他国を挑発されませぬよう。
特に南方の某王国は間違っても刺激されませぬよう。
よろしいな!!
アレク:つ、つまらにゅにょう...。
折角南方のおばしゃんを叩くいい機会にゃのに...。

侍従 :え~、という次第ですが女神様。
フレイ:何人(なんびと)であろうとメシさえ出れば妾はよいのぢゃ。
心配には及ばぬ。

侍従 :嗚呼、女神様...。
フレイヤにこんなことを言われてなんか複雑な気持ちではあるが、今日からチマチマ旅行の準備をし始める侍従と給仕係なのであった。
ポチっとされたし
