侍従 謁見の間にてニコライに出立を報告す
と、騒ぎながら外気温を見る。

げっ!!
31℃ぉ~?!!
人間が平常に暮らせる気温ではないぞ。
処変わってニコライ謁見の間である。
ニコ :のう、そち。
このくらいの暑さで参っている状態で明日本当に内地に行くのか?

侍従 :お言葉ですがヒヨヒヨの陛下に言われとうはございませぬ。
ニコ :相当暑いらしいと聞き及んでおるが。

侍従 :はい、存じておりまする。
ニコ :それでも行くと申すか。

侍従 :計画に変更無し、決行にございます。
ニコ :ま、せいぜい楽しんでくるがよいわ。

侍従 :ははっ。
では、憚り多きことながらご厚意に甘えさせて頂きまする。
てな訳で、本当に明日無事に蓼科まで辿りつくことができるのだろうか。
途中で溶けて無くなるのではなかろうか。
でも新幹線(東京駅から佐久平駅まで)に乗れるのは嬉しいぞ。
そっからレンタカーで蓼科までドライブである。
問題は、羽田空港から佐久平駅まで外に出ることなく行けるからいいとして佐久平駅を出てトヨタレンタカー営業所までの数分間徒歩で無事辿りつけるだろうか。
ほんの数分の間に溶けて無くなってしまうのではなかろうか。
何と言っても内地の人間でさえ暑いと言っている状態である。
人間、何事も経験だ。
ささ、皆、シッターさんの言うことよく聞いてきちんと留守番してくれよぉ。
てな訳で、行って参ります。
ポチっとされたし
