侍従 謁見の間にて復員報告す
かく言う、侍従と給仕係がそれである。
無事、内地から舞い戻りニコライ謁見の間で復員報告をニコライに行う侍従である。
侍従 :と、言う訳で無事復員しましてございます。
ニコ :....。

侍従 :蓼科なるところ大変涼しく、同じ内地でも帝都とは雲泥の差にございました。
ニコ :....。

侍従 :?
如何なさいましたか、陛下。
ご気分でも優れませぬのか?
ニコ :....。

侍従 :陛下?
ニコ :(...そちがいない間のう、このニコライブルクは前代未聞の暑さが続いて
おったというに...。
そち等ばかり快適な思いをしおって!!)

ニコ :のう、平民。
朕はこの冬、侍従を必ずやシベリア送りにせねばなるまいて。

ジョゼ:あら、それじゃ借モフをそれまでに取り立てておく必要があるなのよっ。

快適であるはずの宮廷内が、とんだ結果になってしまったニコライブルク。
侍従と給仕係が蓼科に行っている頃、ニコライブルクは相当暑かったようである。
まぁ、侍従がおらずとも士官学校の南方気候訓練は必然と続けられていたのであるが。
てな訳で、蓼科道中旅日記は給仕係のブログと本ブログにて観点が違うところから次回より報告するつもりである。
(と、言っても侍従の書く報告は相も変わらず捻くれているのだが^^;)
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