ニコライ 一寸の虫にも五分の魂を学ぶ
(なので、今年のような夏は暑くてかなわん)
従って虫さんが侵入することは極めて稀である。
(蚊に刺されることも無く)
ところが今回例外にもニコライ宮殿に不法に侵入した者を拘束したのだが...。

ニコ :侍従。
この不法に侵入した者は何者か。

侍従 :おぉ!!
これはワラジ虫という輩にございます。
ニコ :ふむ、ワラジ虫のう...。

ニコ :これまたちぃさい奴よのう。

侍従 :如何なさりますか、陛下。
ニコライ宮殿に不法侵入した者はその場で射殺と帝国国防治安規定に明記
されておりますが。
ニコ :そうじゃのう...。
発見者が給仕係、皇太子や女神、平民であれば即射殺であろうしのう....。

ニコ :侍従!!
この者を宮廷追放とせよ。
これは朕自らの温情による勅命じゃ。
よいな!!

侍従 :御意。
あぁ、1寸にも満たぬ者にも温情を掛けられるとは。
臣は敬服致しました。
陛下の名君ぶりが後世まで語り伝えられることでございましょう。
ニコ :(ふん、朕は、ただ虫には興味が無いだけじゃ)

早速虫を掴んで窓からポイした侍従である。
虫を怖がってちゃ百姓は務まらず。いや、侍従の本職はSEであった^^;
っていうか、ヒヨヒヨのニコライが虫を怖がらなかったって言うのが以外である。
(まぁ、そこはこれでもネコだから^^)
今日も朝っぱらから暑いが空気が乾燥しているので過ごしやすいニコライブルクの朝の光景であった。
ポチっとされたし
