アレクセイ 現実を把握し驚愕を隠しきれず
かつて中国の孫子はかく語りき。
最近とみに仮想敵国として張り合いたがるアレクセイ皇太子殿下である。

ニコ :...2〇王国か。

侍従 :〇重王国にござります。
アレク:にゃんじゃ。
兄上の帝国よりも小さいにょう。

侍従 :殿下。
侮ってはなりませぬ!!
彼の地の経済力、工業力、教育水準、文化水準、歴史的財産、旧家の家柄、
他国との貿易額、野球のペナントレースの順位、一匹当たりの平均重量。
御陛下がお治めになる帝国が彼の2重王〇より勝るものは何一つありませぬ。
(除:委任統治領)
アレク:にゃ、にゃにぃ~!?
しょのようなこと、認める訳にはいかにゅ!!

侍従 :殿下、まことに遺憾なれど事実にござります。
アレク:爺!!
にゃにかあろう。
兄上の帝国が2重〇国より勝っているものが、にゃにかあろう。
にょう、爺!!

侍従 :....敢えて勝るものと言えば...。
ニコ :嗚呼、侍従よ。
それは言うてはならぬ、言うてくれるな!!
国家機密じゃ!!

侍従 :あ、あぁ、そ、そうでございりましたな。
申し訳ございませぬ、殿下。
これだけは殿下でも申し上げる訳には参りませぬ。
アレク:う、うにゅう...。

ジョゼ:道路幅と、1戸建て当たりの土地所有面積と失業率の高さくらいなもの
なんてとても恥ずかしくて言えないなのよ...。

フレイ:これ、平民。
農作物の収穫量もぢゃ。

ジョゼ:皇太子殿下もこれで少しは大人しくしてくれれば助かるなのよ。

国力の違いをまざまざと見せつけられ、うなだれるアレクセイなのであった。
ポチっとしてパクスニコラーナで安全保障

ところが!!
↓