ニコライ 本家を凌ぐほどの大岡裁きを下す
ジョゼ:法廷に出廷するに当たり、侍従のおじにゃんの入植したご先祖様をお慰みする
真宗勤行集に手を置き、真実を話すことをについて宣誓するなのよっ!

侍従 :侍従は、初代より入植した始祖より今の代まで家名を汚すことなく真実をお話
しすることを宣誓致します。

ニコ :では、一同の者。
おもてを上げぃ。

ニコ :さて、侍従。
そち、今より遡ること4年前、2〇王国よりあの白い局員を帝国情報局として採用
したことに相違ないな。

侍従 :あ、いや、お言葉ですが...
ニコ :えぇい!!黙れ!!
今回の騒動の元凶は上記によりそちにあることは明確じゃ!!
朕の帝国が戦争犯罪国となる一歩手前の原因を作ったことは、容易に看過でき
るものに非ず。
決して罪は軽くない!!
重々心せよ!!

侍従 :ははっ!!(なんでよ!!)
ニコ :さて、帝国中央情報局員マリー。
そなたの所業、皇太子をそそのかし帝国を混乱に導いたこと既に取調べの上明
白である。
局員 :お畏れながら申し上げます陛下。
中央情報局としましては著しく劣っている御陛下が統治される帝国が可急速やか
なるべく早急に超一流の工芸技術をこの地にもたらさんと帝国内に〇重王国の工
作員が帝国にテロを起こしたと言う口実にて彼の2重〇国に宣戦を布告後それを
攻略し工芸技術力を戦時賠償として確保しようと画策した次第でございます。

ニコ :な、なんと!!
そこまで思い煩っておったか。
いや、そう言いつつも、そち、よもやあの女王の2重スパイではあるまいの。

局員 :滅相もございませぬ。
小職は陛下がご生誕になる前より侍従殿のお話しに賛同し、陛下に忠誠を尽く
すべく日々陛下が王朝を開くための計らいをするために参ったのでございます。
陛下ならびに帝国の御ためであればどのような陰謀、策謀、謀略、策略、奸計
を駆使してでも身を粉にする所存にございます。

ニコ :うむ。
次に皇太子!!
まぁよいわ。
そちも良かれと思ってやったことであろう。
以後気をつけるのじゃぞ。
アレク:はいぃ~。

ジョゼ:で、おにぃにゃん。
どうするつもりなのよ。

ニコ :判決を言い渡す。
日出ニコライブルク帝国皇太子アレクセイ・ニコラエヴィッチ・ロマノフ。
幼少につき無罪放免!!
日出ニコライブルク帝国中央情報局員マリー。
方法論に問題はあったものの全ては朕のためにやったと言う王朝の忠誠心、
および2重王〇への情報収集能力を重視し、執行猶予3秒、懲役3分!!

日出ニコライブルク帝国皇帝付侍従長!!
ステテコ姿で近所のオヤジどもと酒盛りした罪、決して軽くはない。
極刑に値する。
よって、この先、本業に時間が空いた場合は、その時間を朕の領土内である
準シベリアにて農務尚書の監督の下で玉ねぎの収穫、出荷の強制労働の実刑
を下す。
よいな!!

ニコ :以上閉廷じゃ!!

ジョゼ:2重王国まこと宰相閣下。
公平な裁判の下、悪は裁かれたなのよ!!
早くお腹のお禿げが治ることを切に願っていますなのよ。

結局俺のステテコ姿が問題なのかい!!
ポチっとされたら恩赦になるかも?
