ニコライ 2重王国視察旅行報告を受ける
ニコ :して、2重王国とは一体なんであったか。

侍従 :一言に言って強国でございますな。
やはり都市に雪が積もらない港があると言うのは経済発展の強みにございます
な。
ニコ :なに?
それはそうじゃが、頭数ではこちらの方が多いのではないのか?

侍従 :嗚呼、陛下。
向こうは市界でくくった範囲ではニコライブルクよりも頭数は少ないかもしれ
ませぬが、地域一帯となると話が違ってまいります。
ニコ :な、なんと!!

侍従 :市界の間に隙間があるこちらと違い、人が地域にまんべんなく所狭しとみっち
り住み着いておりますゆえ。
しかも我らは入植して百数十年の歴史しかありませぬが、2重王国は古代より
大陸と交易があった場所。
有に二千年の歴史がありますれば到底かないませぬ。
ニコ :侍従!!

侍従 :はっ。
ニコ :今回、彼の国と不可侵条約を結んでおいて本当によかったのう。

侍従 :全くでございますな。
ニコ :して、次はどこの国に視察しに行く予定なのじゃ?

侍従 :はっ。
来年の予定ではタムすけ様の国を視察してこようかと。
ニコ :侍従...。
簀巻きにされて海に沈めらぬようにの。

侍従 :げっ!!
果たして視察旅行実現はいつになるのであろう。
ついでに「ニコてん不可侵条約」は一体いつまで順守されるのであろう。
過去の例では独逸、ソ連が一方的に破棄した事実もある。
果たして歴史は繰り返えされるのであろうか。
(大袈裟だっちゅうの!!)
1日1回ポチっとされたし
