ニコライ 台風被害を気遣う
侍従 :陛下。
今年最後に被害をもたらすであろう台風が某共和国に接近する模様にござい
ます。
ニコ :そうか。
それは難儀なことじゃのう。

アレク:フフフフ、兄上!!
被害甚大の場合は、救援と称して一気に彼の地を占領しゅるにょと言うのは
どうかにょう。

ニコ :(やれやれ、また始まったか。困ったものじゃ...)

ジョゼ:皇太子殿下。
領土欲は争いのもと。
不用意に他者のものを奪おうとするのはよくありませんなのよ。

アレク:つ、つまらにゅ、全くつまらにゅ!!

ニコ :どうなるにせよ彼の地の臣民達には被害が無ければよいがのう。

侍従 :あぁ、陛下。
彼の地は君主をいただかぬ国なれば国民とお呼び下さいますよう。
ニコ :まぁ、よいわ。

ニコ :しかし、侍従。
このテンピュールの座布団。
なかなかよい座り心地じゃて。

侍従 :何よりにございますな。
そんなこんなで、今日も平和なニコライブルクなのであった。
ポチっとされたし
