ニコライ 新年慣例所信
人々はこの日を以てまた人生の生きる目標を定め、営みがまた続く重要な日でもある。
これより日出ニコライブルク帝国を代表し、帝国皇帝ニコライ陛下より新年の慶びをその玉音を以て発せられるのでニコライブルクに住みし全臣民は謹んで拝聴するように。
では、陛下。
ニコ :うむ。

ニコ :日出ニコライブルク帝国を統べる皇帝、ニコライである。

ニコ :帝国に住みしたる朕が敬愛する全臣民よ。
共に新年を迎えたること慶ばしく思うぞ。

ニコ :昨年は我が皇太子の悪行についても事なき得たことはそちら臣民達の敬愛と
寛大なる気持ちによるところ大である。
ここで改めて朕からも礼を申す次第じゃ。

ニコ :また昨年は、某王国と一触即発の事態となりしも、某王国訪問により互いの
誤解がとけ、平和と安全保障が成立したことは何よりも勝り幸いであった。
これにより臣民が安定平穏に暮らせる恩恵は計り知れなく今年1年も安全保
障には万全を期する所存である。

ニコ :加えて安全保障に関しては、あまり気は進まぬが朕も行軍訓練、他戦略研究
を欠くことなく一層の防衛力を整備維持していくため、臣民一同の献身と協
力を一層求める次第じゃ。

ニコ :今年も景気の厳しさが予想されるが全帝国臣民が一致団結して乗り越えて行く
よう切に希望するものである。
また、農作物生産においても市場に見合った豊作となるよう自称女神と協力し
ことに当たる所存じゃ。

ニコ :今年1年も帝国の発展と帝室の支持および敬愛をそち等臣民に求めて新年の慶
びとして言を結ぶ。
以上じゃ。
帝国臣民よ、拝聴大儀であった。

と、言う訳で各位のお陰を以ってまた1年「ニコライブルクの物語」を語れそうである。
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