アレクセイ エースの称号を勝ち取るも重傷を負う
がっしゃーん!!
侍従 :な、何事!!?
ほどなくしてアレクセイ皇太子殿下が音源のもとから血相を変えて走ってくる。
侍従が音源の下に辿って行くと。


はんぎゃー!!
やってくれたな!!
皇太子殿下!!
でも、これで5つめだ。
めでたくエースの称号ゲットである。
ところが、事態は意外な方向に!!
侍従 :ん?皇太子殿下。
尻尾が何やら変に膨れてますよ。

どうやら尻尾に落ちてきた植木鉢が直撃したようである。
その尻尾を見てみると。
あらら。
尻尾の皮膚が裂けて骨が見えてるよ。
アレク:騒ぐな爺。
怪我をしたのはそちではにゃい。
このわしじゃ。

侍従 :あ、いや。
帝国士官候補生としては立派な心意気にございますが一刻を争いますゆえ。
早速外出中の給仕係を呼び寄せ侍医の下に向かうアレクセイ皇太子殿下。
侍従 :と、言う次第なのだが侍医殿。
侍医 :ほう、これは痛いですな。
どれ、30分ほどお待ち頂けますかな。
五針くらい縫いますれば、10日もすれば元に戻りましょう。
侍従 :よろしくお願いする侍医殿。
事なきを得、無事宮殿に戻ってきたアレクセイ皇太子殿下。

ジョゼ:いいですかなのよ、皇太子殿下。

ジョゼ:これに懲りて少しは自重してくださいなのよ、皇太子殿下。
アレク:う、うにゅ~。

この後、ずっとアレクセイに付き添うジョゼフィン。

本当に、ジョゼフィン無くして帝国の安定はなしえないのである。
全く、次から次と退屈しないなぁ。
アレクセイのお見舞いにポチっとされたし

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