ニコライブルクの物語
侍従 気が利いたこと何ひとつ行えず
そんな日中から夕方にかけて仕事をしていると。
ニコ :して、給仕係に何か気の利いた物でも買ってきたか侍従。

侍従 :恥ずかしながら払い忘れていた固定資産税を今日払ってきたところ、誠に
遺憾ながら手持ちが無くなりましてございます陛下。
ニコ :全くそちはいつも詰めが甘いのう。

侍従 :面目次第もございません。
ニコ :...平民に無心してくるがよい。

侍従 :と、言う訳なのです。お嬢様。
ジョゼ:次の返済ができるまで貸す訳にはいかないなのよっ!!
(ピシャリ!!)

侍従 :うぅ...(涙)。
ジョゼフィンからも借り入れができなくなってしまい、給仕係に気の利いたプレゼントひとつも買えなくなってしまった侍従。
よぉ~し!!
こんな時は豪華ご馳走を作って誕生日を祝ってやろう!!
冷蔵庫を覗く。
あ、食材がない...。
買い出しに行かなきゃ。
あ、でも、手持ちがない。
ジョゼフィンに借りなきゃ。
うっ、貸してくれない。
じゃ、ご馳走作らなきゃ。
あ、手持ちがない。
ジョゼフィンに借りなきゃ。
うっ、貸してくれない。
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アレク:爺!!
またムリに回っておるぞ!!

フレイ:そんなご馳走よりも早よぉ、妾のメシぢゃ!!

(うぅ...、フレイヤ、憎ったらしい顔である)
と、言ってはいるが、来月には侍従も誕生日であるらしい^^;。
なので来週末にはお出かけして2人で誕生日祝いも兼ねてご馳走を食べに行く予定である。
万民も生まれてきたこと自体祝うことはよいことだと思う各位はポチっとされたし

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