ジョゼフィン 心安らぐ暇もなく
それはジョゼフィンとて例外ではない。
ニコ :こりゃ、平民!!
朕の毛繕いは一体どうなっておるのじゃ!!

ジョゼ:はいはい。
ペルペルしてあげるなのよっ。

フレイ:平民!!
妾は腹が減ったのぢゃ!!
なんとかせぬか!!

ジョゼ:はいはい。
あっちにいる給仕係のおばにゃんを捕まえて直ちにご飯の用意をさせます
なのよ。

アレク:へいみぃ~ん。
わしと一緒に添い寝して欲しいにょじゃ。

ジョゼ:もう、1歳過ぎてまだまだお子ちゃまでは困りますなのよ、皇太子殿下。
はいはい、いい子だから早く寝てくださいなのよ。

侍従 :あ、あのぉ...。
お嬢様、今月分のモフモフをお返ししにあがりました。
あ、モフモフモフモフモフモフモフモフゥ~。

ジョゼ:はい、今月の利子の分だけは返済したもらったなのよ。
でもね、元本は減ってないなのよ。
これからも死ぬ気で返済するなのよっ!!

ニコ :これ、平民!!

フレイ:こっちぢゃ、平民!!

アレク:平民ぃ~ん、わしもぉ。

侍従 :お嬢様ぁ~。
ジョゼ:だぁ~!!もう!!なのよ。

ジョゼ:死んだ!なのよっ。

ネコに限らず善人もこのようにして皆に尽くし疲労困憊して過労気味となって行くのである。
あながち善人は早死にすると言うのは真理なのかもしれない。
なれど!!
ジョゼフィンにはできるだけ誰よりも長生きしてもらはねば帝国崩壊は火を見るよりも明らかではあるのだが。
嗚呼ジョゼフィンと思われる各位はポチっとされたし

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