ニコライブルクの物語
侍従 またひとつ齢を取る
思い返してみればこの人生いろんな理由をつけてはまぁまぁ無駄な日々を送ったことのなんと多いことか。
ニコ :しかしのう、侍従。

侍従 :なんでございましょうや、陛下。
ニコ :そち、精神年齢は高校の頃から全く成長が見られぬのう。

侍従 :お言葉ですが陛下、臣が高校の頃、陛下はお生れになっておりませぬのでは
ありますまいか?
ニコ :まぁ、よいわ。

ジョゼ:人生なんてものは時の運。
良いことと悪いことの量はどんなことしても五分五分なのよっ。

侍従 :そんなものですかねぇ。
フレイ:ぢぢゅう、それは凶作と豊作みたいなもんぢゃ。

侍従 :なるほど。
アレク:もっと上手くやれば無駄のない人生を送れたにょではにゃいか、爺。

ほんと、もっと上手くやればね。
だが、無駄のない人生なんてものは息が詰まるというものだ。
今のありようが一番幸せなのかもしれないと思う今日この頃なのである。
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