ニコライ 至らぬ侍従を叱咤す
3重災害である。
被災地の方々の苦難と恐怖および犠牲となった方々の無念は察して余りある。
一体彼らが何について悪いことをしたと言うのだ。
なぜ彼等ばかりこのような目に合わねばならぬのだ。
ニコ :そちが憤慨してどうするか!!
そちよりも被災地の者達のぶつけようない怒りと苦難と恐怖と悲しみの方が
何倍も大きく計り知れないのじゃ!!
そこを思いやらんか!!
こん、たくらんけ!!

侍従 :...陛下。
ニコ :我等が彼等のために今できることは現場の作業に関しては各方面のプロに任
せ後方支援に徹することじゃ。
よいな!!

侍従 :ぎょ、御意。
次官:侍従殿、侍従殿。

侍従 :おぉ、これは厚生労働次官殿。
次官 :この臣ニャン達の厚生年金を少しだけですが義援金にまわされては如何か?

侍従 :え、いや、しかしこれは。
次官 :いえ、これは陛下の御意にございますれば。

侍従 :おぉ、陛下の?
そう言うことであれば。
では早速。
義援金は義務ではない。
でも、やるとするのであれば自分達の生活に無理がない範囲で行うことが大事である。
少しの義援金でも被災地には大きな力となるのだ。
因みに義援金を送る方法はいろいろあるが、
こことここが一番わかりやすいと思う。
結局のところ今回の震災と津波に飲みこまれる人々の生々しい恐怖を映し出した映像の衝撃が大きすぎて未だ動揺を隠しきれない侍従なのである。
頑張れ!!東北!!
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