ニコライ アレクセイと共に士官学校を卒業す
また、今回の震災で亡くなられた卒業されるであろう方々、また我が子、我が孫が卒業する姿を見られない父兄の心中の無念さは我々では到底計り知れないものがある。
そんな中、
侍従 :陛下。
ニコ :如何した、侍従。

(左:ニコライ 右:アレクセイ)
侍従 :この度の地震災害により陛下ならびに皇太子殿下のニコライブルク陸軍士官
学校の卒業式は自粛致します。
アレク:にゃにゅ?
と、言うことは我等はめでたく卒業と思ってよいにょか?爺。

侍従 :謀らずもご両名本日を持って陸軍士官学校を修了したことを証明致します。
本日より皇帝陛下は陸軍大尉、皇太子殿下は陸軍少尉に任官して頂きます。
アレク:やったにょう、兄上!!
これで我等も栄えて立派な陸軍将校じゃ!!

(左:アレクセイ 右:ニコライ)
ニコ :...。

アレク:ん?どうしたにょじゃ、兄上。

侍従 :如何なさいましたか?陛下。
ニコ :(どうもことがうまく運びすぎる...)
侍従。
そち、また何か企んでおるのであろう。

侍従 :流石は陛下。
ご明察、臣は感服致しましてございます。
来月から皇帝陛下、皇太子殿下におかれましてはニコライブルク海軍兵学校に
ご入校頂き、立派な海軍士官としての訓練も積んで頂きます。
よろしいな!!
アレク:嫌ぁ~!!

ニコ :これ、騒ぐでない、皇太子。

アレク:兄上...。
貴族は辛いにょう。

貴族の特権たるもの、ただ存在するものではない。
その特権に値する責任をおってこそ、貴族という称号は栄えあるものとなるのである。
さてと、負担にならない程度に何の訓練をしようかな。^^
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