アレクセイ 野心を抑えること能はず
本来軍隊は、外敵に対しその国の立憲君主、国民の生命財産を守るためだけに存在させなければならない。
その守備範囲、強いて言えば外敵の脅威および攻撃力をどこまで無力化するかは真の立憲君主国家および民主国家であれば有権者の代表たる政治家の責任判断において軍隊を制御しなければならないのである。
従って一軍人将校が軍組織を私物化し軍閥化することは言語道断なのである。
加えてどのような理由があるにせよ自国民を弾圧する軍隊と言うものは決して存在してはならないのだ。
が、専制国家の場合はその限りではない。。
なぜならば専制国家の軍隊と言うものは専制君主の私的組織となるからである。
専制君主が聡明で名君と言われる素質のある者であれば上手くその組織は自国民およびその周辺国にとっては正しく良く機能するが暴君愚君となれば取り巻きの私腹を肥やすための単なる侵略略奪集団と化してしまうのである。
侍従 :と、言う訳で(前置きが長かったけど^^)皇太子殿下。
高潔なる軍隊の士官将校として、そこに掲げている帝国「軍にゃん勅論」をしっかり
と暗唱されますよう。
では、はい!!
アレク:一、軍にゃんハ忠節ヲ尽スヲ本分トスベシ

アレク:一、軍にゃんハ礼儀ヲ正クスベシ
一、軍にゃんハ武勇ヲ尚フベシ

アレク:一、軍にゃんハ信義ヲ重ンズベシ
一、軍にゃんハ質素を旨トスベシ

侍従 :よろしい。
大変よろしい。
ニコライ皇帝陛下の皇軍は正義の軍隊でございます。
ただ今、暗唱した勅論に従い決して変な気持ちを起こされませぬよう。
よろしいな!!
アレク:断る!!

嗚呼、アレクセイ...。
憧れの2重王国のへの征服野心は尽きることが無いのか...。
ポチっとされたし

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