フレイヤ またしても侍従の態度に怒り心頭す
(昨日なぞこの季節でみぞれまで降りやがって)
なので畑仕事の招集もされることなくのぉんびりしている侍従だが給仕係と思案の結果、折角の連休なので1泊2日で温泉でも行くかと言うことになり西の皇太后(給仕係の母)とニコライブルク郊外の定山渓温泉に行くことになった。
大侍従(侍従の父)にも「温泉行くけどお前さんも行くかい?」と聞いたが、「金もったいねぇからいかね」と、つれない返事である。
流石はジョゼフィンが師と仰ぐほどの大侍従。
ケチは彼の楽しみであり生き甲斐なのである。
侍従 :と、言う訳でちょっくら温泉に行ってまいります。
ニコ :うむ、引き続き統治は任せておくがよい。

アレク:爺!!
わしも温泉に連れていて欲しいにょじゃ!!

侍従 :嗚呼、皇太子殿下。
陸軍将校たるもの、宮殿をお守りする義務というものがございます。
しっかり任務につかれますよう。
ジョゼ:皇太子殿下、いい子だからみんなと一緒にしっかり留守番するなのよっ。

アレク:うにゅう...。
フレイ:ぢぢゅう、妾の明日の朝のメシはどうなっておるのぢゃ!!

侍従 :翌日帰りますればちょっとの間くらい辛抱なされませ!!
フレイ:ゆ、許せん...。
しばらくまた雨を降らせてやるのぢゃ。

あ、それは勘弁して欲しいぞ、女神様。
ポチっとされたし

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