ニコライ 臣下の慈愛深く
齢の離れた弟が一人いる。
ニコ :侍従。
そち、今日はそちの弟たる小侍従を迎えに行く日であろう。

侍従 :はっ。
ニコ :道中気をつけて行くがよいぞ。

侍従 :過分なる御言葉、痛み入ります。
では行って参ります。
侍従の弟は授産施設にお世話になって生活をしている。
侍従の弟は生まれながら癲癇の病と軽度の知的障害を持って生まれてきた。
ついでに足も不住なので車椅子なしでは移動するのもままらならないときたもんだ。
そんな弟の小侍従、そのような境遇に対し本人は全く異に解することなく日々幸せに暮らしているところがまたお気楽なのである。
と、言う訳で侍従は春と夏には弟を授産施設から2、3日間実家の大侍従の家に里帰りをさせるため送迎に向かうと、そう言う訳である。
因みにこいつはその授産施設に住みついたと言う外ネコさん。


行き帰りの道中、天気は晴天である。
蝦夷富士と呼ばれる羊蹄山にはまだ雪が被ってとてもきれいである。


向こうに見える山は有珠山。

目を北側に向けると奥にはニセコ連峰が見える。

売り地の規模も半端じゃない。

弟と二人で暫しドライブを楽しんだ後無事大侍従の館に到着である。
ニコ :して、小侍従は息災であったか?

侍従 :陛下の温情を持ちまして元気でございます。
ニコ :大侍従ともども大事にしてやるがよい。

侍従 :ははっ!!
しゃあてと、ここ2、3日は大侍従の家から目が離せない侍従なのであった(大笑)。
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