アレクセイ ことの状況を理解できず
これから書くことは侍従が勝手に思っていることなので
「ふぅ~ん、世の中にはこんな捻くれた考え方をする奴もいるのか」
くらいのつもりで暇があったら読むように。
(今回は、ながぁ~くタラタラ書いているよ)
社会人(正確に言うと給料取り)を辞めてから疎くなったのであるが昨日はなぁんかいろんな所で株主総会があったようである。
むふふふ。
当然東京電力の株主総会もあったのだが、原発停止の提案が一部株主から提案されたが圧倒的多数で棄却されたようである。
反対したのは大口企業たる株主でらしい。
まぁ、風が吹けば桶屋が儲かるではないが、ここで全原子力発電を一時的にも停止して他の代替え電力が現在の水準に復旧し供給できるまで企業は電力不足により当然生産力は落ちる。
電力が落ちて電力不足になると当然企業は生産能力が下がるので収益が下がり企業の存続も危機的となる。
今の企業は電力に頼らず経営が成り立つものは皆無とまでは言わずともほとんどないだろう。
電力供給が危機的となれば当然その企業の従業員の雇用は解雇される。
解雇されるとその従業員の家族は路頭に迷う。
企業も馬鹿ではないので株主に配当を払うため電力の懸念もなく労働力の安い海外に企業を移す。
ますます国内の雇用は減る。つまり国内の従業員は首を切られるということである。
(企業は株主に配当する責任は言うの及ばずそこに務める従業員とその家族の生活を保障し全責任を覆っているのだ)
そうなると国は企業と国民からのの税収は減る。当然世代循環で何とか回っている年金制度も失業者が増えるので年金を収めることができなくなり年金制度そのものが崩壊の危機となる。
税収が減ると金が足りないのでますます国家の運営も(社会的保障、国家安全保障含め)苦しくなる。
しかも電気が足りないと言うことは需要と供給の原理から電気料金も跳ね上がる。
跳ね上がるところか原発に変わる安定供給が可能な環境に優しい電力エネルギーが開発されるまではどうしても油と天然ガスによる発電が主流になる。
だが、悲しいことに無資源国のこの国は輸入に頼らざるにえない。
そんな台所事情を見透かされて資源供給国から油の値を釣り上げれらればますます国家の経営はその手腕を求められるがそんな政治家なんて今はいないのは国民が一番よく知っている。
すると庶民の生活はますます困窮する。
大口株主の企業の意向が原発推進の一部であったのであろうけれども別に弁護する訳ではないが彼等は利益を出すことも当然ながらここまでの懸念を踏まえて今回の東京電力株主総会で一部提出された原発停止案に対し反対した経緯が考えられる。
原発反対で全ての原発を停止できればそれが一番理想であるがこれだけ電力の恩恵に預かりどっぷりつかった楽をすることにならされたこの国の人間がおそらく予想されるであろう苦難に我慢できるとも思えない。
何と言っても元々大都市になる前から住み続けていた者はともかく大都市に集まって来た大多数の人間は楽な生活がしたいがために意を決して泣く泣く自分の生まれた場所を捨てて大都市に集まって来たのである。
とても我慢ができるとも思えず不満が噴出するのは明白である。
世の中、反対の声を出すことはより良い方向に変えてゆくきっかけとして大変重要なことではあるが言った分だけそのあとどうするかしっかり考えその結果が本当に成功するのか対処してゆかねばその反対の声は単なる無責任な発言となってしまうのである。
世の中小手先の活動だけで全て解決できるほど簡単ではないのである。
本当に人間の住む社会と言うのは面倒くさい。
そのために人々は限られた条件の下、少しでもいい学校に進学し必死で勉学を積み重ねその困難に対応できるように教育して来たはずなのだが、悲しいかなこの国は学校を出たことのみが重視され積み重ねてきたその学業が生かされないこと自体、全ての悲劇の始まりなのかと勘繰ってしまう。
時代の流行ではなくこの先本当に原発ならびにその他に発生している処々のこの国の問題を血のめぐりの悪い脳を少しでも使って各々考えてゆかねばこの国はビザンチン帝国のように衰退の一途を辿ることは必至なのだ
アレク:爺!!
わしには難しくてようわからにゅ。

いいんですよ、殿下。
私にだってどうなるのか一番いいのかなんて回答なんかありません。
それに殿下でわかるようなことであれば誰も大騒ぎませんから^^。
でもさぁ、だからって企業もいろいろ対策講じて節電しても業務ができるんだったら普段からやってりゃあいいじゃない、ねぇ。
ポチっとされたし

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