侍従 もっともらしいことを言うも思慮浅く
さてと。
侍従が子供の頃、大っ嫌いな国で憎悪の対象は旧ソ連である。
まぁ、理由は今更言うまでもあるまい。
あれから数十年。
今では世界情勢もすっかり変わり果てこの侍従もとうとう中年のオヤジである。
この侍従。
いつまでも自分では若いと思い込んでいたこの侍従。
最近まで侍従が今一番嫌いな国は中国であったがそれよりももっと嫌いになった国が出現してしまった。
それは、かつて哲学と思想の偉人を多数輩出した「ギリシア」である。
金融危機で何とかしなければならないにも関わらずなんだ、あそこの国の国民は。
緊縮財源政策が気にくわないだぁ?
政府に騙されただぁ?
そんな政府を選んだお前達が悪いんじゃ!!
甘えてんじゃねェぞ!!
そんな駄々こいて暴動起こしている暇があったら働け!!
世界から借金こいててめらが勝手に怠けて贅沢しまくった借金返さんかい!!
お陰でヨーロッパはユーロ瓦解の危機なんだぞ!!
まったく、少しは大人になったらどうなんでい!!
この大人になりきれていない日本人にまでこんなこと言われやがって!!
こっちはなぁ、震災で苦しんでいる人々のために金になんなくたって企業も人も一生懸命働いて何とかしようとして頑張ってんだぞ!!
それがなんだお前たちは!!
楽をしようとするにもほどがあるわ!!
お前らなんかまたトルコに支配されちまえ!!
こん、たくらんけ!!(涙)
と、ギリシア語では言えない侍従なのであった。
ジョゼ:何のことはないなのよ。
侍従のおじにゃん、ギリシアのせいで円で買ったユーロが下落して損している
なのよっ。

ジョゼ:みんにゃ、放っておいていいなのよ。

でも緊縮財政法案が可決したのでちょっとだけユーロ高になったことは喜ばしいことである。
ポチっとされたし

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