フレイヤ 一転して貧乏神になる
民衆から崇められた神とて崇める神が違う者に戦争で負けると神の座から転落する話は暇(いとま)がない。
奢り高ぶっていてもちょっとしたはずみから一気に没落することがあるのは過去の記録から紐解いても明らかなことなのである。
フレイ:ぢぢゅう、妾をどこに連れて行くつもりぢゃ。

侍従 :この夏、熱中症防止のためにちょいと生まれ故郷のアースガルトへこの侍従が
直々に女神様をお連れ致します。
ささ、神輿にお入りくださいませ。
フレイ:い、嫌ぢゃぁ!!

ニコ :フェーッフェッフェッフェッフェ。
女神の奴、いい気味じゃ。

アレク:喜んでいる場合ではにゃいぞ兄上!!
我等の身にも危険が...。

侍従 :皇帝陛下生徒殿、皇太子殿下生徒殿!!
これより海軍兵学校水難訓練を行います。
心のお準備を!!
アレク:い、嫌じゃー!!
あ、兄上ぇ!!

ニコ :ゆ、許せ、皇太子。
そちの死、決して無駄にはせぬ。

と、言いつつも結局はシャンプーされる運命のニコライ皇帝陛下なのであった。
ニコ :全く訓練とは言え、毎度毎度酷い目に合わせるのう。
アレク:全くじゃにょう。

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而して、フレイヤと言えば...。