ニコライ 依然として大雨洪水警報を憂う
今回のようにニコライブルクまで台風の状態でやってくる根性者は久しぶりである。
だがそれも他人事ではない。
話は今朝に遡る。
とうとうニコライブルクにも大雨洪水警報が発令される。
給仕係:では侍従殿、これより出撃致します。
侍従 :帰りはいつもの堤防の橋の道を使ってはならぬ。
正規の市道を通って帰ってくるように。
給仕係をそう言って職場に送り出した後、早速自分の仕事に戻る侍従。
そこへ。
アレク:爺!!
川が氾濫しそうじゃと聞いたにょじゃが宮殿は大丈夫か?
テレビとか河川敷の集合住宅の者どもは川の流れに恐れおののいておったで
にょう。

侍従 :だぁいじょうぶ。
今から30年前の昭和56年の8月の雨台風から比べればまだまだ余裕のよっ
ちゃんでございます。
アレク:じゃがにょう...。

侍従 :彼の者達はその時にはニコライブルクにはいなかった者や生まれておらぬ者達
にございますれば初めての経験なので騒ぐのも仕方がありますまい。
ニコ :....。

(あ、嫌ぁ~な予感...)
ニコ :侍従!!
そち、川の状態を視察してまいれ!!
してその模様をただちに報告するのじゃ。
よいな、これは勅命である。

侍従 :えぇ~!!?(面倒くさいし...)
と、言って喜び勇んで外出する侍従。
(いや実際は用足しの帰りに堤防の道路をたまたま通ったので撮ってみたんだけど^^;)
この辺は市中心部を流れる場所と違いかなり下流なので流れはゆっくり見える。

警戒水位ギリギリか少し超しているものの堤防上部まではまだまだ余裕がある。

取りあえず心配なので玉ねぎ畑も見に行ってみる。

あぁ~あ。
こりゃ乾くまでかなり時間がかかるなぁ。
(堤防決壊で住宅被害よりこっちの方が気にかかる)
侍従 :ただいま戻りましてございます。
ニコ :してどうであったか。

侍従 :辛うじて持ちこたえましょう。
そう、ご案じ召されますな。
ただし!!
この侍従が危ないと思った時は本当に危ない時にございますればその時の統帥
権は侍従め移りますゆえ避難指示には従って頂きますぞ、陛下!!
ニコ :う、うむ...。

侍従 :殿下もですぞ!!
アレク:う、うにゅう...。

侍従 :損得勘定関係なくお嬢様も!!
ジョゼ:....。

フレイ:ぢぢゅう!!
では、早速いざという時のためにメシぢゃ!!

あ、はいはいただ今^^;。
ニコライ宮殿の立地は幸いにして平地。
西や南の方に行けば話は別だが、土砂崩れの恐れはない。
悪くて床下浸水する程度である。
逃げる場所なぞ到底ないのである。
どうせ堤防が決壊したところで避難所も浸水するに決まっているのだから。
ポチっとされたし

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