ニコライブルクの物語
アレクセイ FX(次期主力戦闘機)に興味深々
侍従は過去から現在までの飛行機(専ら軍用機)が好きである。
今回のお話しはひょっとすると女性の方々(除Tam様)はあまり興味の無いネタかもしれない。
なので毎度のことながら興味の無い各位はスルーするように。
さてと。
この国が冷戦時代に共産化することなく今の繁栄を維持できたのはこの戦闘機が供与され購入可能となり国内でライセンス生産できる技術力および搭乗員の質の高さが維持できたことに尽きる。
この国のみならず西側諸国の空の堅い守りはこの戦闘機による貢献が大であったことは語るまでもなく周知の事実なのである。
だが、遂にこの戦闘機(旧マクダネルダグラスF-4EJ改)

もこの国に配備され今まで早40数年間、遂に退役となりつつある昨今。
この機に変わる次期主力戦闘機の選定がまことしやかに取り立たされるようになってきた。
アレク:にょう、爺。
次の次期主力戦闘機はにゃんじゃったかにょう。

侍従 :あぁ、今政府が候補に挙げているのは
①ボーイングF18-E/Fスーパーホーネット

②ロッキードマーチンF35ライトニングⅡ

③ユーロファイタータイフーン

の3機種にございます。
アレク:で?
爺はどれが一番だと思うにょじゃ。

侍従 :殿下、この爺もこの件につきましては素人にございますれどどれも一長一短でご
ざいましょう。
②は性能も最高ではございますが量産体制に入れるのはいつかわかりませぬ。
このままでは2016年までの配備には間に合いませぬ。
ついでに国内ライセンス生産は一切認められておりませぬし、むっちゃくちゃ高
価なのでございます。
購入費用も群を抜いて高価でございます。
③はソースコードも国内ライセンス生産も認めると言っておりますが欧州の戦闘
機の使用実績は全くありませぬ。
いささか運用には不安が残ります。
であれば、価格、性能、日米運用歩調、機体の部分国内ライセンス生産を考える
と①のスーパーホーネットあたりが妥当かと存じます。
アレク:従来の戦闘機の発展型で満足せよと申すにょか?

侍従 :いやいや、従来のものとは似てはおりますが性能も各段位向上し、機体も全く違
うものと言っていいでしょう。
当面の仮想敵は今や露西亜ではなく共産中国。
彼らの持っている戦闘機よりも性能が良ければそれで充分にございます。
アレク:この国で戦闘機を開発すること叶わにゅにょか?

侍従 :できないことはありませんが、独自となると開発するよりも買った方が安いので
ございます。
第一米国が必要に怖がってこの国で独自の戦闘機開発なぞ許す訳がありませぬ。
アレク:爺、わしのう。
ロッキードマーチンF35AライトニングⅡとやらを操縦してみたいにょじゃ。

侍従 :いや、殿下。
その機体であればそのような装備ではその機を飛ばすことは叶いませぬ。
それを操縦するためにはこれを

被って頂きます。
アレク:これでは、かぶっている者がわしかどうかわからにゅではにゃいか...。

米空海軍の次期戦闘機の購入契約をボーイングと争った結果、勝ち取り日本にもF35を売込みたいロッキードマーチン、それに敗れ日本では何としてもスーパーホーネットを売込みたいボーイング日本支店広報部、不況のヨーロッパ経済を少しでも回復したいがためにユーロファイターを売込む英大使館。
日本人の豊かなの税金を少しでも搾取したいがために必死のセールストーク全開である。
皆、各々の性能の素晴らしさ、日本への貢献度等々を口上手く言ってはいるが所詮はこいつらも死の商人。
そのことを忘れず賢い買い物を政府が行ってくれることを切に祈るものである。
何と言っても国民の生命財産生活を守るための高価な人殺しのおもちゃなのだから。
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