ニコライ宮殿 公金横領事件

この雪のお陰でニコライブルクを起点とするハイウェイは軒並み通行止めである。
(明日は吹雪だ、ヤッホ―!!)
そんな中、今日、給仕係は職場の仲間と仕事のストレスを吹っ飛ばすための月に1回の飲み会である。
ニコライ宮廷を富ますため、日々稼ぐために職場の仲間は家族よりも重要な時が今回のような飲み会なのである。
(そんな侍従もかつて給料取りの時はそうだった)
なので、今日は日を跨るまで帰ってこない給仕係である。
が!!
事件はここから始まった。
次官 :侍従殿...。

侍従 :おぉ、これは厚生労働次官殿。
如何なされた?
次官 :いや、小職がこのようなことを言うべきかどうか迷ったのですが...。

侍従 :如何なされた?
次官 :いや、実は...。

侍従 :な、なんですとぉ!!
これは一大事!!
早速陛下にご報告しなければ!!
陛下、陛下ぁ!!
ニコ :何じゃ、侍従。
毎度のことながら騒がしいのう。

侍従 :いや、陛下!!
のほほぉんとしている場合ではございませぬ!!
ニコ :申してみよ。

侍従 :いや、実は陛下。
かくかくしかじか...。
ニコ :な、何じゃとぉ~!!!

ジョゼ:あたし、ニュース解説員のジョゼフィンなのよっ。
実は、給仕係のおばにゃん、買い物が増えて侍従のおじにゃんにまで支払をたて
かえさせているなのよ。

ジョゼ:そんなこんなで、ボーナスまで資金繰りが間に合わず今日の飲み会費用にあた
し達の厚生労働年金に手をだしてしまったなのよ。

ニコ :侍従!!給仕係をシベリア送りにせい!!

いや、ニコライよ。
それはダメだ。
給仕係をシベリア送りにすると侍従の今の収入ではニコライ宮廷は赤字の嵐。
先祖の財産を切り崩さなければ食っていけなくなるではないか!!
(ま、本人は後で補てんするとは言っているが)
と、言う訳でニコライ宮廷では給仕係が真の支配者たるゆえんなのである(涙)。
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