ニコライ 東の帝国より親書を受け取る
そんな、氷点下3℃より気温の上がらない外をよそに温暖なニコライ宮殿では...。
侍従 :陛下。
陛下あてに親書が届いてございます。
ニコ :ん?
して、どこからじゃ。

侍従 :ははっ。
東の帝国(入国審査は厳しいぞ)にございます。
ニコ :ほう、流石は、宮廷文化華し東の帝国じゃ。
いつもながらクリスマスカードはセンスが良いのう。

侍従 :あちらの伯爵夫人におかれましては、流石は東の帝国(オストリッヒ)である
臣民の民度、気品、立ち振る舞い、センスは、伊達ではありませぬからな。
ニコ :で、これにはなんと書いておるのじゃ。

侍従 :伯爵閣下、伯爵夫人ならびに亡き名君であった先帝陛下の後、帝室を継いだ皇
子家の方々はそれはもう、あの大震災の被害の方々、それを復旧せんとされて
いる方々に心痛めておいでのようにございます。
加えて陛下の帝国と引き続き皇子家が治める東の帝国の一層の繁栄も願ってお
られるとのことにございます。
ニコ :そうか、心痛めるは無理もないのう。

侍従 :また、こうも認めて(「したためて」と読みます)ございます。
ニコ :何じゃ?

侍従 :TPP断固反対!!
ニコ :ん?
侍従、それは伯爵夫人ではなく影武者おばちゃんが言っておるのではないか?

侍従 :流石は陛下。
ご明察にございます。
ニコ :侍従!!
先方にはくれぐれも粗相のないようにの。

侍従 :ははっ。
ニコ :では、退れ!!朕は眠い。

侍従 :御意。
伯爵夫人様。
今年も素敵なクリスマスカードをありがとうございました。
帝位を引き継がれし皇子家の納める東の帝国にも繁栄あらんことを。
(でもユーロ何とかして欲しい...。
今買いかな?それとも円が急騰してユーロはもっと下落するかな?)
ポチっとされたし

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