ニコライ 湯たぽんの権益一人占め

激しく雪が降り積もる日もなんのその。
ピンポーン♪
ジョゼ:誰ぇ?なのよっ。

局員 :帝国逓信省の者です。
宮廷にお届け物でございます。
ジョゼ:やれやれなのよっ。

その十数分後。
ピンポーン♪
ジョゼ:またまた誰ぇ?なのよっ。

飛脚 :飛脚にごじぇます。
ご宮廷にお届け物をお持ちしました。
ジョゼ:ほんと今日は忙しいなのよっ。

てな訳で。
アレク:爺、何が届いたにょじゃ?

侍従 :まぁまぁ、殿下。
今暫く。
ニコ :侍従、これはどこからの朝貢じゃ。

侍従 :ですから朝貢ではありませんって言っていましょうに!!
このご慰問の品は花の大公国からにございます。
ニコ :早よう開けるがよい。

侍従 :ははっ。
空けてびっくり玉手箱。

クリスマスカードに、

アロマキャンドルにニャンズのおもちゃ。
(わーい!!)
しかも湯たぽんもですよ。

ニコ :本日より、この湯たぽんは朕の直轄とする!!

ニコ :こりゃ、えぇあんばいじゃ。
やめられぬのう。

ニコ :至福じゃ、至福。

最新鋭の湯たぽんをがっちり抱え込んで使用権の専制を決め込むニコライ皇帝陛下。
もうひとつ。

これまた妃候補の名家のひとつから贈られてきたおされな柄の箱にはなんと!!

信州そばぁ!!
大の蕎麦好きの給仕係。
舞い踊って大喜びである。
早速食べてみる。
はぁ~

すっきりとした喉越し。
しこしことした噛みごたえ。
た、た、たまらん。
美味い!!
侍従 :で?陛下。
今後、給仕係の湯たぽんは如何なさるのですか?
ニコ :これはこれでまた、手放せぬ。

ニコライの湯たぽん好きは筋金入りなのである。
(家ん中は、こんなにあったかいのに...)
llamaおば様、NINA様。
この度の慰問物資。
大変感謝でございます。
ありがとうございました。
llamaおば様、伽羅様には何卒よろしくお伝えくださいますよう。
NINA様。
鈴姫様、咲姫様にはくれぐれもよろしくお伝えくださいますよう。
おや?
フレイ:今日からこの箱はllama箱と命名ぢゃ。

この日からこの箱はフレイヤのお気に入りとなったのである^▽^。
ポチっとされたし

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