アレクセイ ニコライ宮殿の構造に不満を呈する
そんな日中真冬日のハウプトニコライブルクでは、また何かよからぬことを思いついたアレクセイ皇太子殿下なのだが...。
アレク:にょう、爺。
わしにょう、自分専用の部屋が欲しいにょじゃ。

侍従 :眼開けたまま何を寝ぼけたことを仰せですか殿下!!
皇帝陛下ですらご自分の執務室はお持ちではございませぬのに。
アレク:けっ!
爺では話ににゃらにゅ。

アレク:にょう、兄上ぇ!!

ニコ :(モグモグモグモグ)
えぇい、うるさい!!
平民じゃ、平民に申せ、平民に!!
アレク:まだにゃにも言うておらにゅにょに...。

アレク:にょう、平みぃ~ん。

ジョゼ:この宮殿は風呂、トイレを除き個室と呼べる部屋は2つしかありませんなのよ。
侍従のおじにゃんと給仕係のおばにゃんが家を建てる時、壁をできる限り作らな
いで思いっきりフリースペースにしてしまったなのよ。

ジョゼ:ですから皇太子殿下に差し上げたくとも差し上げる部屋はありませんなのよ。

アレク:にゃ、にゃにゆえじゃぁ~!!

だって、掃除するとき楽なんだもん^▽^。
フレイ:その場の思いつきで間取りを考えついただけぢゃ...。

だが家を建てる時、よもやこの家がニコライ宮殿になろうとはその時、誰が考え及んだであろう。
ポチっとされたし

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