ニコライブルクの物語
ジョゼフィン 師走の年末になっても取り立て厳しく
この日はお得意先のお客さんのもとへ顔を出し、ニコライ屋カレンダーを配りながら一年の感謝のごあいさつに回るのである。
が、この季節ニコライブルクは路面は凍結。
当然車で回るのだが、道が混みなかなか時間通りに移動できないのが悩みの種である。
お陰でこの時期、侍従の車の燃費はタイガー戦車並みに燃費が下がる。
だが、ごあいさつとお客さんから未払いになっている売掛金の回収に回らなければならず、これが成就しなければ年を越せないのがまた辛いところではある。
ジョゼ:ちょっと、ちょっと、ちょっとぉ、侍従のおじにゃん!!
売掛金の回収はちゃんとできたんでしょうねなのよっ。

侍従 :ご安心ください、お嬢様。
ほれ、ここにたぁんと^^。

ジョゼ:では侍従のおじにゃん、そこから売上の一部をあたしに支払うなのよ!!
借りたもんは返すのが道理ってもんなのよ!!

侍従 :お、お嬢様。
それはよもや、世の中で言うところの「ピンハネ」ってやつでは...。
ジョゼ:あぁん?
なぁんか言ったぁ~?なのよっ。

あ、モフモフモフモフモフモフモフモフモフゥ。

何年たってもジョゼフィンが権勢を保っている限り毎年この繰り返しなのである(涙)。
ポチっとされたし

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