ジョゼフィン アレクセイに甘えられるも懐大きく
しかもそういう者に限って何ら疑問もはさまず当たり前と思って日々に至っているから困ったものである。
得てしてそう言う者は全く罪の意識が無いのもこれまた困ったものなのだ。
しかし、そのような者に対しても包み込む度量を持った懐の大きな者が存在するのもこれまた事実である。
侍従 :皇太子殿下。
そのような狭い場所でまたお甘えになって。
お嬢様が迷惑そうでございますよ。
アレク:にゃにを言う、爺。
平民がわしにお世話をするにょは当り前であろう。

侍従 :いや、皇太子殿下。
お嬢様は日々の激務で疲れておりますれば少しお休みさせてあげませんと。
アレク:平民はわしら貴族のため身を粉にするのが務めにゃにょじゃ!!

ジョゼ:おかしいなのよ。

ジョゼ:たしかあたしは皇帝のお兄ニャンのお世話をするためだけに宮廷に上がった
はずだったのになのよ。

アレク:へいみぃ~ん。

ジョゼ:はいはい皇太子殿下、毛繕いしましょうねなのよ。

嗚呼、ジョゼフィン。
宮つかいとは言え、おまえは本当に優しい奴だなぁ。
ポチっとされたし

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