侍従 農奴の立場から決して離れられず
そんな、昼食を摂りながら客先への管理資料を作成していた侍従である。
ニコ :のう侍従。

侍従 :もぐもぐもぐ....。
ニコ :バケットを丸かじりで昼食を摂ると言うのは如何なものか。

侍従 :もぐもぐもぐ...。
ニコ :侍従!!
南との交渉、蟻の脚の幅ほどの領土も与えてはならぬ!!
よいな!!

侍従 :お嬢様と向こうの宰相閣下の間で交渉資料の交換をしております。
我等はその台本通りやれば丸く収まりましょう。
(モグモグモグモグ...)
と、余裕を思いっきりぶちかましていたその時。
Rurrrrrr、Rurrrrrrr。

侍従 :お?電話だ。
あぁ、もしもし侍従であるが。
農務次官:おぉ、侍従殿か。
(従弟) 今年の苗床作業(去年の様子はこちら)は3月2日を予定しているのだが如何
なものか?
げっ!!
すっかり失念していた。
が、今年はこの時期、自分の仕事で帝都に出張だ。
へへへへへ。
侍従 :と、言う訳で3月4日まで出張であるが農務次官殿。
(どうだい!!へへぇんだ^-^)
農務次官:おぉ、そうであったか。
これは申し訳ない。
ならば、3月5日に作業開始日を変更するまでである。
侍従 :あ、いや、3月5日は小職の誕じょ...。
農務次官:じゃ、よろしく頼む、侍従殿。
(ガチャ!!プー、プー、プー、プー)
侍従 :あ!!ちょっと!!
もしもし!!もしもーーーし!!
おーい!!
ひとつ仕事が片付くとまた招かざる仕事もやってくる。
嗚呼、それでも何でもやっちゃうニコライ屋。
フレイ:また、猛吹雪にしてくれるわ!!

やめてぇ!!
ポチっとされたし

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