アレクセイ さらに野望は底知れず
交渉を有利に進められるか否かは先見の明を持った優秀な外務官僚と全権を委任された交渉者たる外務大臣の資質にかかっていることはこの国に住む国民であれば誰でも痛切に実感していることであろう。
アレク:わしの名は日出ニコライブルク帝国皇太子アレクセイ・ニコラエヴィッチ・
ロマノフ。

アレク:兄上の命により廃嫡とさえならなければこの帝国の次期皇帝とはわしのことにゃ
り。

アレク:しかしにょう。
わしはこんなニコライブルクと言うちっぽけな島では満足はせにゅ!!

アレク:いずれはこのブログの話に登場しむる敵対しゅる勢力(注)を全て駆逐し、
統一を成就した暁には名実ともに立派な帝国を築き上げてみしぇるにょじゃ。

注:既にニコライブルク内に存在する王国、公国、領主および同盟を結びし国家
においてその自治権はもちろん、臣民の方々にはその基本的にゃん権ならびに
基本的わん権がニコライ皇帝陛下御名のもとに保障されています。
アレク:爺の奴め、平民の平和政策に踊らされて南の使いの者にうつつを抜かし、彼の
地にあにょようなヘッポコ境界線など決めてきおって。

アレク:こうしてはおりゃれにゅ!!
わしが今起たなければ、この帝国に未来と繁栄はにゃい!!

マリー:で・ん・か。
皇・太・子・殿下^^。

アレク:おぉ、情報屋!!
毎度いいタイミングで出てきおるにょう。

マリー:公務員なのでエージェントとお呼びくださいってば。

アレク:で?
情報屋、わしににゃにか良き案でも提示できるにょか?

マリー:実は、ごにょごにょごにょごにょ...。

アレク:にゃ、にゃんと!!

マリー:どうせ、向こうでもあの女王が同じことを画策しているに相違ないのです。

アレク:あながち飛躍しすぎとも言えにゅにょう...。
流石じゃにょう!!情報屋!!

ニコ :これ!!
そち等、そこで何をバタっておるのじゃ。

アレク:あ、いやいやいやいや兄上、にゃぁんにも...。

嗚呼、アレクセイ...。
そんなことばかり考えていると廃嫡どころか本当に廃太子にされてしまうぞ。
って、言うか、侍従とTarassaco嬢の精神疲労(二日酔い)まで起こしたあの血の滲むような苦労の連続だった条約締結は泡と消えてしまうのか。
次回の「窓際組、引出組、散歩組分割統治条約」交渉の場は再来年、アモーレ国(伊)と東の帝国(墺)で行う予定である。
(当然のことながらまたしても当事者には一切断りなく己の国益のみ確保のための線引きである^▽^;)
さぁ、旅費の金貯めっぞぉ!!Tara様!!
ポチっとされたし

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