アレクセイ 侍従より歪んだ知識の講義を受ける
まぁ、これで西の地方の電力はある程度は賄えるらしい。
製造業、オフィス地区、病院、交通機関ついでにパチンコ屋は、内心「ほっ」と息をついていることだろう。
アレク:爺。
原発が動いたらまた放射能汚染がおきるにょか?

侍従 :いいえ、原発が動こうが動くまいが事故が起これば放射能は漏れますよ。
アレク:にゃにゅ?
原発が稼働していなくとも事故が起これば放射能漏れは起きるにょか?
(がぁ~ん)

侍従 :はい、ここを間違ってはなりません。
原発が稼働しようが停止しようが一度灯がついた核物質は燃え続けているので
ございます。
原発が再稼働すると言うのはその核物質の熱を利用して発生させた水蒸気を発
電タービンに充てて回転させることで電気を発生させることを稼働状態と言う
のですよ殿下。
なので原発が稼働を止めたと言っても核物質は半永久に燃え続けていますから
核廃棄物(放射能)を出し続けるのでございます。
アレク:そ、そうにゃにょか?

侍従 :まことに遺憾ながらそう言うことになりますな。
アレク:さすればじゃ、その火を消せばよいではにゃいにょか?
(ふふぅん、我ながら名案じゃ)

侍従 :嗚呼、殿下(このおバカ)。
戦争と同じで核物質に火をつけたらそう簡単に消すことができないのです。
そんなに簡単に制御できるのであればそれこそ本当に夢のエネルギーなのでご
ざいますよ殿下。
神しか操れぬものを生意気にも人間如きが手を出したがためにその火には神の
呪いがかかっていたとしか思えませぬな。
アレク:であればその火が消えるまでは発電させた方が効率的じゃにょう。

侍従 :ま、臣の口からは何とも言えませんな。
アレク:無責任じゃにょう。

一度原子力発電所を作り灯を入れてしまったが最後、ひとたび事故がおこれば発電しようがしまいが放射能漏れの危険性は変わることがない。
これから先、原発施設を作らずに自然エネルギーでこの国の1億数千万人の電力需要を賄えるとも思えず、油や石炭、天然ガスを燃やして発電したところで資源の乏しいこの国では輸入額が高騰すれば当然電気料金も跳ね上がるし二酸化炭素も充満し、地球の温暖化も加速することになる。
(地球温暖化の原因は科学的にはまだ何も立証されていないのであるが)
戦争で負けてからと言うもの我慢を忘れたこの国の人間があの酷暑をエアコンなしで暮らせるとも思えず厳冬の中を暖房も使わず過ごせるとも思えず、かと言って原発事故の怖さは福島の方々の辛さを見ているとそれはそれでまた如何ともしがたく切ないものがある。
全国の原発施設を廃炉にするのがいいのだろうが膨大な費用と年月がかかるのと同時にそうなると今度はいくら節電したところで電力不足に襲われ製造業や他産業が衰退し、ますます失業者が増えて行くことは必至であるし。
それを根本的にうまい方向に導いて行くのが政治のはずなのであるが、馬の目の前にぶら下がっているニンジンのように目先の金(何とか手当とかね)に目が眩んであんな政党を選んでしまったがためにこんな体たらくだし。
野田さんは、自分の責任で大飯原発を再稼働させると言ってはいるが議院内閣制の民主国家である以上、政治家が責任を取ると言う本当の意味はその政党ならびにその議員達を支持不支持に関わらずこの国の有権者である国民にその責任のツケがまわってくると言う意味なのだ。
(嗚呼、今日は書くまい、書くまいと思っていたが、やっぱり黙ってられなかった^^;)
アレク:では爺はどうすればよいと思うにょじゃ!!

知らんがな!!
日々の生活だけでいっぱいいっぱいじゃ!!
ポチっとされたし

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