ミミココ家 ギン様ミミ様の機転で危機一髪
が、その陰には宮廷と各諸侯貴族の厚い信頼と支援、ならびに臣民の協力があってこそ帝国の体を維持できるのである。
さて、またしても話は3週間前に遡る(戻りすぎだろ!!)。
この日はオストニコライブルクに本家を構える名門ミミココ家の家令のご面々と大通りビアガーデン行くためハウプトニコライブルクにあるミミココ家別邸に招かれた侍従と給仕係なのであったが...。
侍従 :ココア選帝公爵閣下。
ご機嫌麗しゅう。
ココア様:大儀である。
して?今日はこの公に一体何の用か!?

侍従 :ニコライブルク諸侯たる者、盟約として年に一度の軍事教練を行いに参りま
した。
ココア様:なに?
この公に演習に参加せよと申すか?!

侍従 :左様にございます。
有事の際にはミミココ家領地のオストニコライブルクの広大な所領を南の脅
威からお守り頂くためにも是非との我が皇帝陛下の勅命にございます。
ココア様:この公がそのような野蛮行為に及ばなければならぬのか。
(ぶるぶるぶる...)

侍従 :拒否なされると申されますか、公爵閣下!!
そうなりますと名門ミミココ家と言えども帝国逆賊の汚名がかかりますぞ。
ココア様:ぎゃ、逆賊ぅうぅ~?!

ギン様 :しばし待たれませ、侍従殿。

侍従 :何か?ギン女大公陛下。
ギン様 :確か盟約には当主でなくとも代表の者一名とあったはず。

侍従 :左様にございます。
ギン様 :であれば、ほれ、そこにうってつけの者がおるが如何か。

ミミ様 :私の事かしら?

侍従 :おぉ!!これは公爵夫人のミミ様。
よろしいのですか。
ミミ様 :当主が腑抜けているのであれば私がやるしかありません。

シロン様:(お、お母様...)
ミミ様 :さぁ、どこからでもかかってらっしゃい!!

お互い気合の入った奇声を上げ、早速格闘訓練を行うミミ様とその相手をする侍従。
嗚呼、残念ながらこの時の凄まじいバトルを撮影していなかったぁ≧▽≦。
(その緊迫状況を見たい方はこちらをクリック)
かくして壮絶な訓練が終了し...。
侍従 :流石は実質的にミミココ家を支える公爵夫人ですな。
この侍従に手傷を4か所も負わせるとは、素晴らしい!!
ミミココ家の防衛力は盤石なりと我が皇帝陛下に安心してご報告できます。
ミミ様 :本日の訓練、当主になり変わりましてお礼申し上げます。
皇帝陛下には今後ともミミココ家には万全の御取り計らいをとお伝えくださ
ますよう。

ギン様の英知とミミ様の戦闘力でお家が盤石となった名門ミミココ家。
ミミココ家のこれからの繁栄と盤石ぶりは疑う余地もなく、まさに安泰である。
ニコ :そんなにつおいのか?
その、ミミとやらは?

侍従 :有事の際には絶対的に頼りになりましょう!!
ニコライブルクの守りは万全なのである。
ミミココ様。
勝手に可愛い可愛いご面々をこんなお話しに引きずり込んでしまいました。
(ごめんなさい!!≧▽≦)
また飲みに行きましょう!!
(今度は騒ぐぞー!!)
ポチっとされたし

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