ニコライブルクの物語
撫子 爆音に怖れ戦くもジョゼフィン職務を全うし

更新が空いたのには訳がある。
いや、ネコ達に感染した真菌が原因ではない。
酷暑に免疫のない侍従が、連日あまりの気温の高さに左半身が融けてしまったためである。
(ま、いいか、そんなこと^^;)
さてと、話は変わるが国土の安全を保つためには1も2もなく制空権確保は至上命題である。
それを維持するためには非常に錬度の高い搭乗員と高性能の制空戦闘機ならびに地上攻撃機は絶対必須なのである。
そんな先週末。
ニコライ宮殿の近くにある空港では航空ページェントが開催されたのであるが...。
(くしょう!!どーしても行けなかった)
文字では表現できない爆音を撒き散らしフライバイするF-15Jイーグル制空戦闘機。

アレク:イーグルは、カッコえぇのう、爺。
PW-F100ターボファンエンジンの音は痺れるのう。

侍従 :はい。そんじょそこらのバイクや車の比ではありませぬな。
(いや、腹の底から響き渡るいい音だぁ)
ところがその音にたわ尻尾になってビビりまくる撫子。

撫子 :侍従さん、侍従さん。
大変です、大きな雷ですよ。

侍従 :あ、いや、違いますよ、移民の方。
皇帝陛下の帝国の安全を保障して頂けるありがたいものなんですよ。
日を同じくして彼らのお陰で安全な制空域をコンドル部隊に守られ、東の帝国より(入国にはVISA発給が必要です)命の水が到着した。
ジョゼ:これより検品するなのよ!!

ジョゼ:ふむふむ、ふむふむなのよ...。

ジョゼ:侍従のおじにゃん!!
税関は特に問題が無いなのよ!!

よっしゃ!!
早速開封。
ほんで、待ちに待ったオーストリアの主要葡萄酒の品種グリューナーフェルトリーナ。

当然現地からの直送なので輸入業者のラベルは貼っていない。

くぅ~、ほんと美味いんだ、この葡萄酒。
狂喜乱舞し、不覚にもうれし涙を流してしまったこの侍従。
やはり帝国間の同盟の必要性を再認識したこの侍従。
伯爵夫人様。
この度はお気を使って頂きまして大感謝でございます。
私は大事に飲みますよぉ(ですが口を開けたら一気に飲み干しますが)。
なお、この慰問の品は、今は亡き東の帝国のニコライ皇帝陛下の御意である。
ジョゼ:何言ってるなのよ!!
これはあたしが管理するなのよ!!

嗚呼。
ポチっとされたし

にほんブログ村