ニコライ 侍従を鬼呼ばわりす
この時期、侍従は夜間に自分の仕事をしながら多忙によりその甥っ子の相手をできない給仕係の代わりに昼間はそのクソガキとジャガイモを掘ったり、広大な玉ねぎ畑の草取りをさせたり(これで奴もタマネギをありがたく食うはずだ)キャッチボールしたりちょこっと肥満体なので後ろからけつを蹴り飛ばしながら泣き叫ぶ甥っ子に軍事教練を施して身体を絞ったりと(ったく、口先ばかりで体力なさすぎる)激動の5日間なのであった。
ニコ :侍従、そち、今回は鬼教官になっておったのう。

侍従 :これも内地の所狭しの場所に住み、身体を鍛える鍛錬を積めない甥っ子のため
にございます。
ニコ :しかし朕も傍から見ておったが苛烈を極めていたのう。

侍従 :あれしきのことで根を上げているようではこの国の未来はありませぬ。
これも本人のためにございます。
ニコ :それを見ていた祖母たるに西の皇太后が心配しておったぞ。

侍従 :それが、この国の男子を腑抜けにしている原因にございます。
まぁ、娘しか育てていないお嬢さん育ちの西の皇太后陛下はその辺のことが
わかっておりませぬゆえ。
ニコ :侍従、そち鬼じゃの(いろんな意味で)。

日々悲鳴をあげながらも結構楽しんだ様子で来たときよりも3kgの体重を減らして本日元気に内地に帰って行った3人姉兄弟の末っ子である甥っ子。
今度は冬に来いよぉ~。
猛吹雪の中、もっと楽しいことしようぜぃ!!^-^
(キシシシシシ^~^)
と、今から冬の軍事教練メニューを考えている侍従なのであった。
尚、彼の軍事教練実施は義理兄姉夫婦から既に了承済みである。
ポチっとされたし

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