ニコライブルクの物語
ニコライ 達観するもアレクセイ懲りることなく
台風、地震、雪害、北朝鮮からの大陸間弾道弾の他に今度は隕石による被災も考慮しなければならなくなった。
(まぁ、日本に命中する確率は、うん万分の一ではあるが)
実のところ、今回ロシアに落っこちた隕石くらいの大きさは発見するのは難しいのだそうだ。
なので小さいから発見できた時には既に大気圏突入。
(本当に小さい奴はほとんどは燃え尽きるらしい)
地球にぶつかる隕石・小惑星が発見できても大きな物であれば止める術がない。
核ミサイルを撃ち込んでも核爆発が大気圏外でどれだけ効果があるか...。
と、言うより大陸間弾道弾並みに秒速7km/sで突っ込んでくる物に当てるだけでも至難の業である。
侍従 :もう、こうなると地震と同じで逃げようがありませぬな、陛下。
ニコ :まぁ、こればかりはのう...。
この星と運命を共にするしかあるまい。

侍従 :陛下...。
ニコ :所詮は我らもかりそめの存在でしかないのじゃからのう。

ま、遅かれ早かれ命はいつかは尽きるもの。
どんな宗教を信じたところで己の身は分子に還元してまた地球の一部に戻るのである。
だからこそ、悔いのないように面白おかしく生きていった方が人生は得なのだ。
(とは言ってもなかなかこれが難しいのだが...)
アレク:爺ぃ~♪
わしにょう、落下隕石を使ってとってもいいことを思いついたにょじゃ!!

侍従 :嗚呼、殿下。
お願いですからそれ以上は...。
アレクセイのような面白おかしい生き方もそれはそれで迷惑ではある。
ポチっとされたし

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