侍従 今のうちから悪あがく
またしても屋根からの落雪で寝室の窓が完全に塞がりつつある。

(しゃあて、掘り起こさにゃあ)
こんなことがあっても、このままずぅっと冬が続いて一年中雪が積もっていればいいのに...。
と、思っていたら世の中悪いことはできないものだ。
除雪作業も完了し、窓の雪も掘り起こして宮殿内に戻ってみると。
撫子 :侍従さん、侍従さん。
何かしら大事なメールが届いてますよ。

ん?
メール?

あ、ほんとだ。
何だろう...。
(と、メールを見てみる)
「帝国農務省 発
侍従殿 宛
今年ノ玉葱苗床作業ハ、3/2、3/3の2日間ニ於イテ作業ヲ行ハントス
0800(マルハチマルマル)帝国食糧備蓄倉庫前ニ出頭セヨ(厳守!!)」
げげっ!!
(従兄弟の農務尚書と農務次官、いつもながら有無を言わせぬ物言いである、嗚呼)
かくなる上は...。
頑張れ、冬!!
負けるな、冬!!
春なんて寄せ付けるな、冬!!
一年中雪を降り積もらせろ、冬!!
愛しているぞ、冬!!
この調子で雪が大量に降って玉葱の苗床のビニールハウスをぶっ潰して二度と復旧できないように木端微塵に滅ぼしておくれ!!
今年は札幌黄の作付けを増やすつってたからなぁ。
苗床プレート例年よりも4百枚増えるのか...(涙)。
ニコ :黙って逝け!!

くすん。
ポチっとされたし

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