アレクセイ シベリアを見聞する

各位おなじみのシベリアである。
ここは人間にとってもその他の動物にとってもその自然環境はアフリカのサハラ砂漠並みに過酷な地である。
だが、この地は夢のような天然資源の宝庫でもある。
中でも注目は天然ガス。
シェールガス採掘の技術が確立したおかげで天然ガスの生産量は米国に抜かれてしまうが、未開発の天然ガスの埋蔵量はまだまだ無尽蔵と言っても過言ではない。
日本はシベリアの天然ガスの供給と米国からのシェールガスの供給を天秤にかけながら確保していかなければならない。
だが、輸送費を考慮すると断然シベリアの天然ガス輸入の方がコストが安い。
米国のシェールガス購入をチラつかせ、なんとしてもシベリアの天然ガスをロシアから米国のシェールガスよりも安価に安定して購入できるようにしていかなければ原子力発電が稼働できない以上、この国のエネルギー事情はこの先必ず行き詰まるのは明白なのだ。
ニコ :何を見ておる、皇太子。
アレク:シベリアじゃ、兄上。

アレク:かぁ~。
広いにょう、爺。

侍従 :ほんと、呆れるくらい広うございますなぁ。
アレク:兄上の帝国の比ではないにょう。

侍従 :広いばかりではありませんぞ。
寒さも超一級でございます。
アレク:これだけ広ければ兄上にたてつく政治犯、戦争捕虜、てんのおばん達、ましゃ
治等々、送り込み放題じゃにょう。

侍従 :甘い!!
甘もうございますぞ、殿下。
彼の地は、一度手に入れたは最後、気の遠くなるような国境線の防衛、インフ
ラ整備、交通網の開発等々、開発並びに維持するだけでも莫大な資金がかかり
ます。
爺は貧乏は嫌にございりまする。
アレク:じゃがにょう、爺。
ここを押えればその地から採れる油、天然ガスでガッポガッポじゃ。

侍従 :採れてもアラビアと違って直接船から積み出せませぬ。気の遠くなるような長
さのパイプラインを敷設して船で積み出せる沿海州まで延さなければなければ
ならないのですよ。
莫大な費用と金がかかるではありませんか。
アレク:やっぱりいかにゅかにょう、爺。

侍従 :当たり前です!!
ただでさえ、政府の交付税交付金でも陛下のニコライブルク全領域内での整備
は、されておらぬのですからその地を征服して油田を開発するより買った方が
安いのでございます。
アレク:これだけ広ければ、でかい宮殿も思いのままなのに...。

この先、原発を動かさなければ必ず天然ガスの輸入は至上命題。
しっかり外貨を準備して、政府の外交と商社の商取引、官僚の対外行方針の一本化を押し広げていかなければならないのである。
結局のところ一体何を書きたいのかよくわかっていない侍従である。
ポチっとされたし

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