侍従 久方ぶりに泣きついてみる
(とは言っても、雪はちらついている)
昨日の後始末で父である大侍従の所へ除雪に行くと車の入り口が除雪車のよけた雪で高さ六尺の壁になっている。
しかも凍った路面を根こそぎ掻き出しているもんだから氷の塊の壁となってるし...。
ここまで来ると大侍従の所の8馬力の除雪機では歯が立たない。
現に、ロータリー部分が破損しちまったよ。
通常は堅い氷がローターに当たるとローターを固定しているボルトが折れてローターの破損を防ぐのだが、このボルト。
余計に頑張ってくれたおかげでエライ目に遭ってしまった...。

(部品は静岡県のYAMAHA工場から来るため暫く修理ができないし...)
ここをよかさなければディケアの車が入れない。
なんとか剣先スコップ片手に氷を割りながら人が通れる通路を1時間かけて貫通させたが、とてもじゃないが人力のみでは途方にくれる。
従兄弟達に頼もうかとも思ったが、彼らも苗床準備で大変だから頼むわけにもいかず...。
仕方がない...。
これだけはやるまいと思ったが、流石のこの侍従も車で1分の距離にある今は亡き祖母の家のこれまた今は亡き母の兄(既に百姓を引退し、悠々自適生活者)に泣きついてしまったよ。
侍従 :おいちゃん!!どーにもならん!!なんとかしてくれ!!
伯父 :任せろ!!
流石は、一族の長。
頼もしい存在ではある。



大型トラクターに連結したロータリー排雪機は偉大である。
除雪機が壊れて人が通る通路をスコップ片手によかしたしたあの苦労がものの数分で一気に解決...。
除雪でこんなに痺れたのは数十年ぶりである。
疲労困憊して宮殿に帰ってくると...。

嗚呼、飼いネコになりたい...。
ポチっとされたし

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