アレクセイ 撫子に良い思いを抱かず
今更言うまでもないがその身の安全を常に確保しなければならないからである。
だが、護衛と監視の目的に例外もある。
中にはおかしな行動を取らないようにとの事前の防止策の意味合いで監視すべき対象者がいることも無きにしも非ずである。
そんなぽかぽか陽気のニコライ宮殿一般開放区で何やら思案にくれる約1ニャン。
アレク:(兄上の冤罪のせいで爺達が2重王国行きを断念してしまったからにょう)

アレク:(わしが密かに爺に託した対2重王国工作が水泡に帰してしまったにょじゃ)

アレク:(しゃあて、またにゃにか策を考えねばにょう...)

撫子 :皇太子殿下。
今日からおっしょさんの言いつけで皇太子殿下を監視することになりました。

アレク:ん~?わしをか?

撫子 :皇太子殿下に万が一のことがあっては大変とおっしょさんに言われたので。

アレク:にゃ、にゃ、にゃに、にゃにうえじゃ?
しょにょようなこと、わしには必要はにゃいわ!!

撫子 :いえ、おっしょさんの言いつけですから。
皇太子殿下が好むと好まざるに関わらず監視させて頂きます。

撫子 :これも皇太子殿下の御ためです。

アレク:エラソーにわしを上から監視するにゃ!!

アレク:(こにょわしが移民如きに監視されるとはにょう...)

兎にも角にもまた世界は平穏の日々をむさぼることができるのであった。
ポチっとされたし

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