ニコライ宮廷 厚生労働年金徴収倍増ショック
まず手っ取り早いのは、保険組合や国家の保険制度を全て撤廃し、医療保険費用を全て患者が実費で負担するようになれば少なくともこの分野の国家の財源は赤字に苛まれることは無い。
だが、国家たる者、国民の健康を分け隔てなく維持し、健康な国民を余すところなく労働させ、効率よく税金を収奪するためには、この国の国民皆保険制度は極めて合理的な制度である。
だが、世代人口が突出している団塊の世代が高齢化した場合、その世代の健康を維持するための医療費用は世代人口の少ない若い世代にモロに負担がのしかかるところがこの制度の欠陥であるところではあるのだが...。
次官 :侍従殿。
ちょっとよろしいか?

侍従 :おぉ、これは厚生労働次官殿。
如何なされましたか?
事務官:侍従殿、実は大事なお話が...。

侍従 :これはこれは、厚生労働事務官殿までご一緒とは。
どう言った御用の趣でございましょうや?
次官 :では、事務官。
後を頼む。

事務官:ははっ、おまかせください。

事務官:実は侍従殿。
昨年から臣民に蔓延した真菌騒ぎから各種の健康診断等々、宮廷臣民の医療
費がかなり嵩みましてな。
このままでは...。

侍従 :えぇ?!
厚生労働年金、保険基金からの医療費が枯渇したのですか?!!
事務官:いやいや、この先1、2年は大丈夫なのですが、それ以降になると赤字になる
恐れがございまして...。

侍従 :な、な、なんですとー!!
事務官:つきましては、今月より厚生労働年金および医療保険費の徴収を50%アップ
する法案が帝国議会で可決されました。

侍従 :え”っ、えぇ~!?!
そんな法案にがいつ可決されたのですか!!

事務官:そのような訳なので、ささ、ご遠慮なく早速ここにチャリーンと!!
侍従 :っく...。

次官 :ささ、侍従殿。
ここにもご遠慮なくチャリーンと!!
侍従 :っく...(涙)。

かくして、厚生年金および保険納付額が倍増することでニコライ宮廷の医療保証は盤石となるのである(涙)。
ニコ :まぁいったのう...。
この朕のみならず女神までもがフィラリア手術とはのう...。

フレイ:晴天の霹靂ぢゃ!!

頑張れ!!
ニコライや、フレイヤや。
すべては帝国安泰とたまねぎ豊作のためだ。
(侍医殿の判断で手術する必要が無ければしないんだけどね)
それとは別に...。
宮廷臣民もこれで安心、もしものためのアニコム損保のペット保険。

(いや、別に侍従はアニコムのまわし者ではないのだが)
ポチっとされたし

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