アレクセイ 断固として内務権力に抵抗す

さてと。
国家権力が治安維持を名目に過度な監視を庶民に対して強めるとどうなるか。
庶民は必ず監視の目を盗み何らかの形で抵抗を試みる。
しかもそれが発覚した場合、その行為は為政者にとって計り知れない影響をもたらすのである。
さて、師匠ジョゼフィンよりアレクセイの身の安全と言う名目のもと、実質的にはアレクセイの犯罪防止のために監視を命ぜられたその弟子撫子。
今日も職務に励むのであるが...。
撫子 :こんにちは、撫子です。

撫子 :あっちのブログでも給仕係さんが悩んでおいでですが、最近皇太子殿下の行動
に問題多々ありです。

撫子 :これはまた普段に増して一層の監視を強めねばなりません。

アレク:移民め...。
監視監視と言いながらこのわしをどこまでもつけまわしおって。
これでは厠もおちおち落ちついてゆっくりたすことなぞできにゅわ。

アレク:おぉ!!
そうじゃ、今こそ思い知らせてやるにょじゃ。

而して...。

侍従 :あ”~!!
だ、誰だぁ!!こんなところに粗相をした奴ぁ~!!
アレク:しゃーっしゃっしゃっしゃっしゃっしゃっしゃ。
移民の驚愕する顔が目に浮かぶようじゃ。

撫子 :これは私の手に余るなぁ...。

撫子 :早速、おっしょさんに報告しなくちゃ。

給仕係が宮殿にいなければ決して起こすことのないアレクセイのおちっこテロ。
問題は給仕係なのか...。
それとも撫子がストーカーまがいにアレクセイにまとわりつくのが問題なのか。
ことの真相に決して口を割ることの無いアレクセイ皇太子殿下なのであった。
ポチっとされたし

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