アレクセイ 今回も大きな勘違い
海上戦闘とは古来より軍艦同士のぶつかり合いから始まり、そのうち軍艦同士の投石機からの撃ち合い、やがては艦砲の撃ち合いに戦術は変わってゆく。
しかし20世紀前半、航空機の出現によりその発想は大きく変わり、大東亜戦争の時代になると航空母艦から出撃する航空機を使用した鉄鋼爆弾による急降下爆撃および魚雷による雷撃が絶大な効果を発揮していくこととなる。
アレク:爺!!
これはにゃんにゃにょじゃ?

侍従 :愛知航空機が開発した99式艦上爆撃機でございます。
アレク:脚が出たままか?
古めかしいにょう。

侍従 :何を仰います!!
この飛行機があればこそ大英帝国、米国の軍艦船を軒並み沈め、欧米列強の圧
政から亜細亜の解放を早めた功績大の航空機なのですぞ!!
アレク:ふぅ~ん、この飛行機がにょう...。

アレク:ん?こっちはにゃんじゃ?さっきのやつよりちょっとカッコいいにょう。

侍従 :これも愛知航空機が開発した雷撃も急降下爆撃もこなせる高性能艦上攻撃機、
「流星改」にございます。
そろそろいい加減作ろうかなぁと思いまして、どちらから作ろうか思案中にござい
ます。
アレク:おぉ、そうじゃ!!あにょにゃあ、爺!!わしにょう!!
これが完成した暁にはタムすけの国の護衛艦を攻撃して駆逐したのち、
対2重王国からの防衛基地をあの地に作りたいにょじゃ!!

侍従 :いや皇太子殿下、完成してもプラモデルなのでそれはムリ!!
アレク:う、うにゅう...。

だが、同大戦末期になると弾頭に埋め込んだ近接自動信管(俗に言うVT信管(Variable-Time fuze))の開発により急降下爆撃機、雷撃機の存在は絶対的有利な攻撃法とはなり得なくなる。
そこで次に開発されたものが航空機または艦船から敵艦砲射程外より発射され、音速に近い速度で目標を自動捕捉し、敵艦を破壊できる対艦巡航ミサイルであるがアレクセイ皇太子殿下がこの兵器の存在を知るようになるのはもう少し後の話である。
ポチっとされたし

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