ニコライ宮殿 風除室扉改修工事
これは日々快適安全に暮らすためには必要不可欠なことであるがニコライ宮廷とてそれは例外ではない。
このニコライ宮殿も既に築城してから20年。
内外にニコライ皇帝陛下の威光を示す上でも屋根の塗装、サイディングの張り替え、宮廷車両駐車箇所の地盤整備等々、宮殿のメンテナンスは欠かすことのできない国家事業なのである。
ニコ :して、侍従。
なんじゃ!!朝ぱらからこの騒音は!!

侍従 :はぁ、実は風除室の扉が耐用年数を過ぎまして、新しい物に取り替える工事を
行っている由にございます。
その風除室の扉。
一見何ともなさそうに見えるものの...

よく見ると多数の訪問者に踏まれレールも歪み、

開閉もしずらくなり、ぴったり閉まらなくなりつつある。
この場合、冬になると隙間から雪が吹き荒み風除室内に雪が溜まってしまうと言う恐ろしい事態となってしまうのである。
アレク:兄上、金属を切断する音と言うのはこうまで凄まじい音がするもにょかにょう。

ニコ :全く、何やら恐ろしげな音じゃのう。

ニコ :皇太子、そち、ちと工事の進捗を見てまいれ。

アレク:え?!わしがか?兄上?

ニコ :いいから早く行って見てまいれ。

アレク:しょうがないにょうもう、どれ...。

アレク:おぉ、やっておる、やっておる。

ジョゼ:移民!!どういう状況になってるなのよ?

撫子 :ちゃくちゃくと作業は進んでいるようですよ、おっしょさん。

フレイ:(こううるさくては、おちおちメシも食えぬわ...)

ニコライブルクには欠かすことのできない風除室。
厳冬期には強烈な風雪から玄関を守るため、また風雪の中から帰還した時など家の玄関を開ける前にその身に付いた雪を払い落すために必要な風除室。
そのための扉は軍事要塞のべトンに匹敵するに値するほど必要不可欠な重要アイテムなのである。
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而して工事完了。
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