アレクセイ ニコライを負かす道のり遠く
それがニコライ宮殿一般開放区である。

しかし、ただ一つ例外な場所が...。

(ニコライ専用玉座)
この季節ここには常に湯たぽんが併設され、ニコライ以外何人もこの玉座に座ることは禁じられている。
ところが、よりにもよって畏れ多くもニコライの玉座で寛ぐ畏れ知らずが約1にゃん。
ニコ :これ、皇太子。
そこは朕の座所なるぞ、空けよ!!

アレク:嫌じゃ!!兄上ばかり優遇されてずるいにょじゃ。
もし座りたければわしを力づくで除けてみよ、兄上!!

ニコ :おのれ、言わせておけば...。
もう勘弁ならぬ!!

アレク:ギョエェ~!!

ニコ :さっさと居ね!!

アレク:う、うにゅう...。

アレク:くしょう、どうやっても兄上には勝てにゅ...。

ニコ :全く、この朕に歯向かうとは10年と3ヶ月...(ぶつくさぶつくさ)。

体重ではニコライの1.5倍は優に超えるアレクセイ。
だがどう頑張っても喧嘩ではニコライに勝てないアレクセイ。
チビでもニコライが皇帝を張るのは伊達ではないのである。

にほんブログ村