ニコライ 絶対絶命!!

今日は、風もなく穏やかな1日だったハウプト・ニコライブルク。
早速、宮殿御用車のタイヤをスタッドレスに履き替えた侍従である。

(鉄っちんホイールは重いぜ)
これでいつ雪が降っても懸念は皆無である。
(カモーン!!雪ぃ!!熱烈歓迎!!)
さてと。
かつてオーストリア・ハンガリー2重帝国と言う国家が中欧に覇権をとなえていた時代がある。
いや、厳密に言えばそれは帝国と言うよりもハプスブルク家の財産と言った方が適当かも知れない。
この帝国は申し訳程度の軍事力と周辺君主との婚姻と言う方法で勢力を次第に伸ばしてくる。
まさに領土拡張能力は当時の欧州としては突出していたのである。
そんな文化の日の今日。
一昨年、南のとある某王国と非武装ラインの落とし前をつけた彼の地に某組織(ポンデ団とも言う)が存在する。
その組織よりこのような物が...。

早速明けてみると...。
おぉ!!

ジョゼ:ちょっとちょっとちょっとぉなのよ。

ジョゼ:これは、帝国国税局で管理させてもらうなのよ!!

侍従 :あ、いや、ちょっとお待ちくださいお嬢様。
箱をよぉ~く見てください!!

侍従 :それはぶどう酒ではありません!!
「たまご」でございます!!
たまごであれば帝国国税局の管轄外、これは私の私物にございます。
(へへぇん^-^)
ジョゼ:うっ、うぅ...なのよ...。

それよりも...。
侍従 :陛下、陛下。
お目覚めください。
お休みのところ恐れ入りますが...。
ニコ :ん、なんじゃ?如何した。

侍従 :実は、陛下に后候補としてこの御方は如何かと某組織から...。
ニコ :どれ、朕に見せてみよ。


(嗚呼、麗しゅう、ウラン姫...)
ニコ :....。

侍従 :如何にございますか?
今までにも沢山の后ならびに妃候補はおりましたが陛下は相も変わらず...。
ニコ :(こ、こ、こ奴は、たしか...)

侍従 :かなりの活発な姫様と聞き及んでおりますが、我が帝国にはもってこいでは
ありませぬか。
ニコ :あ、いや...。
(見れば見るほどきかん気が強そうな姫じゃのう...)

侍従 :お家柄もお齢も全く申し分なく。
陛下!!この話、進めてもよろしいですな!!
ニコ :うっ!!いや、あの、こりゃ参ったのう...。

ニコライ、絶体絶命である。
(ウソ^^;)
※:ウラン様がニコライブルクに来られるのか否かはまた別のお話しである。

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ANKO様。
多分なるウラン様のお輿入れの品の数々(^▽^)ありがとうございました。
葡萄酒は先ほど開けて既に半分飲んでおります。
完飲するまであと数分^▽^。